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五十肩の治療について

五十肩では、それぞれに特徴的な病期がありますので、その期間に最も効率がよい治療を選択することで、痛みが治まるまでの時間を短くすることが出来ます。

まず、五十肩の急性期にはその独特の強い痛みを抑えるために、薬物治療をします。消炎鎮痛剤、局所麻酔薬やステロイド、またヒアルロン酸などを関節に注射する場合もあります。

肩の痛みも少し落ち着いたかと思ったら、五十肩の慢性期に入っていると考えられます。この場合は症状に応じて薬物を投与するとともに、運動療法に重点を置きます。急性期が長引けば長引くほど、運動療法は大切です。

動かしにくくなっている肩関節の動きに沿ってより多めに運動をし、少しでも可動域を増やすようにするのが目的です。また治癒まで後少しの回復期に入ると、痛みはほとんどなくなりますので、薬物に依存することもなく、より効果の高い運動療法ができるようになります。

日常生活への復帰が第一の目標ですので、一般的な健康志向の方がされているラジオ体操などのポピュラーなものも取り入れるべきです。

五十肩の急性期の痛みが少ない時期から、慢性期にかけての運動方法として、アイロン体操が有名です。アイロン体操は痛みに応じて様々なレベルを簡単に設定することができます。

つまり、痛みが大きければアイロンよりも軽いものを用い、また、順調であれば重い鉄製のアイロンやダンベルなどを使用する、という風に簡単にアレンジできます。

運動療法と並んでお勧めなのが、鍼灸での五十肩治療です。鍼灸でツボを刺激することにより、肩周りの血行をよくして、肩への栄養を増分させることで、運動の効果アップにも役立ちます。

五十肩とは1年以上続いてしまう場合が多くありますが、その間の治療法を選択する際には、出来るだけ長続きできるようなものを優先させることが大切です。

例えば本格的なジムなどに通ってするよりは、特に高齢者の方にとっては、自宅でのんびりとできるもののほうが効果が高いと言えます。